本は常々読みますが、本を買う前に五行易で占うとことごとくダメ出しされるので、最近出版された本はあんまり買ってません。
なので、昔に買ったお気に入りの本を繰り返し読むことが多いですが、数年前にKindleで買った「仏教思想のゼロポイント」を久しぶりに読んだら、あまりにも良すぎるので紙の本も買ってしまいました。
Kindle版は4〜5回は読んでますが、改めて紙の本で読むとかなり印象が変わってビックリしました。
何だか情報量が多く感じられ思考も深まる感じがあります。
やっぱり手で持って本の感触を感じながら、紙をめくって行くという一連の行為そのものが大事なんですかね。
「仏教とは元々どのような宗教なのか?」を極めて理論的にかつソリッドな文体で分かりやすく解き明かしてくれる名著です。
まあ出だしから、
本書は仏教を「わかる」ための本である。「わかる」というのは、知識の量を増やすことでなくて、そうした知識を相互に関連づけながら、統一的に理解することができるような筋道を、自分の中に設定できること。本書はそのような道筋を、仏教を「わかりたい」読者に対して、提供することを目的とする。
こんな感じの切れ味の鋭い刃物みたいな文章なので、まだ読んでいない方はぜひ。
あとKindleなどのデジタル本はサービスが終わってしまえば当然読めなくなりますから、ずっと手元に残して置きたい本は紙で買えるうちに買って置いたほうが良いですね。
とは言っても、私が書いた一連の五行易テキストはnoteで販売しているのでもちろんデジタルになります‥‥(汗
まあnoteがすぐにサービスが終わることはないと思いますが、購入したらなるべくプリントアウトして紙で残しておいたほうが良いでしょう。
またnoteのコメント欄でも様々な質問に答えてますので(特に五行易基礎・完全版)、そこを読むだけでも五行易を学んでいる方は参考になると思います。