最近、『東洋の哲人たち・飲茶』を繰り返し読んでいますが、いやあ面白いですね。中国占術をを嗜むのであれば、一回は読んで置いたほうがいいですよ。一見わけのわからない東洋哲学のキモがわかりやすく理解できるからです。でも、この本だけ読んで頭で理解しても、自分自身でその妙味を体感できなければ片手落ちでしょうから、実際に興味を持ったら何かしらのアプローチを実践したほうが良いですね。
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私も東洋系のアプローチの瞑想、念仏、気功などや西洋系のアプローチの引き寄せ、ヒーリング、ヘミシンクなど色々やりましたが、結局はそのやり方が本人に合っているか?続けられるか?が重要であり、私の前半生はそれを探すための旅だったといってもいいです。本来はひどい飽き性ですから、その中で瞑想と気功と占いを続けられているのも「ただ飽きなかった→ただ縁があった」それだけのことです。
この世に生きるのだったらこの世のルールを知らなければいけません。例えばゲームをやるにしてもルールの理解が必要ですよね。ルールを熟知すればゲームを攻略するのも楽になるでしょう。陽のルールは人間が決めた社会ルールであり、陰のルールは目に見えない運命のルールです。
最近、禅の本をよく読みますが、その思想にどっぷり浸かるにつれ、物語(小説、映画、ドラマなど)がつまらなく感じてきました。何故だろうと思っていたのですが、その理由がわかる記事を発見しました。現代ビジネスの南 直哉(禅僧)の記事の「七色の後光」がする座禅ではなく「木や石の置物」みたいな座禅を目指したという内容を見てハッとしたのです。七色の後光の座禅は天人もお供え物をするぐらいですから、当然まだ物語性はあります。それに比べて木や石は自然物そのものです。「ただそこにある」という境地ということでしょうかね。だって、ただの木や石ですから。うーん、その境地も素敵だけど、踏み込みすぎると占いはできなくなるな・・正直そう感じました。
あと、上記の記事で非常に参考になったところがあります。それは結跏趺坐のやり方です。私は瞑想時に半結跏趺坐で座っていますが、いつもは右足が下で左足が上です。でも片方だけで行い続けると足や姿勢が歪んでしまうということだったので、あわてて右足を上にして左足を下にして行うようにしました。すると最初は右の股関節がかたくて痛みもあったのですが、徐々に慣れてきて身体のバランスがとれてきました。どうしても慣れないうちはやりやすい方で足を組みがちになりやすいので、みなさんも気をつけてください。
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