先日、私は出かける前に家の鍵が見あたらないことに気づいて、「鍵が見つかるか?」と占い、水風井が水山蹇に変わる卦を得ました。
鍵なので妻財を用神とします。
※鍵は何を用神にするからで悩む人も多いと思います。普通は家の鍵は父母に属するもので父母を用神とするのか?日用品、道具の意味の妻財を用神とするのか?。今回の場合は自分の持ち物、自分にとって貴重な物という意味をとって妻財にしました。
妻財は再現しています。
初爻の妻財丑土が日に冲されて暗動しています。
玄武は見えない、隠れたなどの意味がありますので、現在見当たりません。
世爻にも妻財で螣蛇で、うっかりして見当たらなくなってしまったのでしょう。
二爻に父母が仇神として独発しました。
独発は原因を表すので、二爻は家であり、父母も家の意味があり、家の中でなくしました。
しかし、原神である子孫午火に変わり、世爻に妻財があるので見つかります。
結果:
しばらく家の中を探しても見つかりません。
途方に暮れて、腰に手をあてたら、ズボンの後ろポケットが少し膨らんでいます。
ポケットを確認すると、家の鍵が入っていました。
無意識に入れていたのを忘れて探していたようです(笑)
分析:
世爻の戌土は父母亥水、妻財丑土の冠帯の地です。
※十二運で戌土は水と土の五行の冠帯になります。冠帯は服を着る、衣服の意味があります。
二爻は足、股の爻位です。
父母は洋服の意味もあります。
青龍はお洒落→着飾る→服装の意味があります。
独発して伏神である兄弟寅木と相合します。
兄弟は足の意味があります。
初爻の妻財丑土が暗動するのは、鍵が内部で移動している意味です。
内卦も巽で股の意味があり、変卦も艮です。
艮自体の形を見れば、ズボンの形と似ています。
以上の理由から、ズボンのポケットから見つかったのでしょう。