五行易占例:再婚した女性(風水渙は金運は悪くない)

ある既婚者の女性はこれからの運気を占い、風水渙地水師に変わる卦を得ました。

 

午月癸酉日 空亡ー戌亥

バツイチです。

→官鬼亥水が隠れて空亡で、離婚歴があります。外卦が反吟で繰り返すの意味があり、世爻が官鬼亥水に変わって再婚する暗示です。

空亡(くうぼう)

十干と十二支を組み合わせれば、二つの十二支が余ること。旬空ともいう。日(辰)から空亡を導き出す。例えば、甲子旬なら最後の癸に当たる十二支が酉になる為、戌亥は空亡となる。基本的には空亡になった十二支が卦中に現れれば、活動を休止していると見る。空亡の期間中は他爻に対して生剋したり、他爻からの生剋も受けないが、空亡が明ければ実体化する。空亡になった爻が旺盛なら有用の空亡、衰弱しているなら無用の空亡と見る。空亡は吉凶・応期・象意などを表したりするので、五行易にとっては超重要な概念である。ちなみに意味は、無い・見えない・居ない・失う・透明・空洞・虚しいなどになる。

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再婚した夫は医者で、自分でも不動産投資をやっているので、お金には困っていません。

→妻財酉金が日と一致して、外に出て強くて良いです。世爻は妻財を剋する五行ですが、長生の地であるため、金運は悪くありません。

十二運(じゅうにうん)

五行のエネルギーの盛衰を十二支で表した名称。基本的には『長生・帝旺・墓・絶』が重要視される。主として日辰についてのみ用いられることが多いが、それは吉凶面の話である。具体的な事象を見る場合には月建も重要な情報源になる。

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今の生活に不満はないですが、何をやったらいいのか迷っています。

→外卦が反吟で、世爻が発動して空亡に変わり、迷っている暗示になります。

反吟(はんぎん)

動爻と変爻の地支(十二支)同士が冲の関係になること。反は裏返る・元に戻る・かえる、吟はうめく・口ずさむ・歌う などの意味があり、唸ることを繰り返す→苦しい→物事が順調に進まない意味になる。内卦の反吟と外卦の反吟は若干意味が違ってくる。内卦は内側や内面で、主に内部の不順や精神的な苦痛を表し、外卦は外側や他所で、主に外部の不順や表面的な苦痛を表す。

 

『風水渙・ふうすいかん』は金運が良いことが多い

 

 

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