五行易占例:電話の着信は何か?(地水師)

ある日、スマホに電話の着信がありました。その時は電車に乗っていたので出れません。知らない電話番号だったので、易爻アプリで『電話の要件は何か?』と占い、地水師の動爻なしの卦を得ました。

 

 

通信の意味のある父母を用神にしつつ、応爻も見ていきます。

応爻にはちょうど父母酉金があって、着信の意味があります。

父母(ふぼ)

六親五類の一つ。我を生じ、我を守り、我を育ててくれるもの。父母・祖父母・おじ・おば・年長者・教師・天・地・土地・墓・建物全般・工事・乗り物全般・本・書類・手紙・情報・学校・会社・病院・布団・衣類・雨・雪・雨具・成績 などの意味がある。

世爻(せこう)・応爻(おうこう)

自分自身や自分が居る場所を表す爻のこと。反対に応爻(おうこう)は他人や他所を表す。世爻は六親五類が入るための入れ物と考えればわかりやすい。例えば、妻財が世爻にあれば財運に有利で、兄弟があれば妻財を剋するため不利となる。

 

世爻が妻財午火で、応爻を剋して空亡で、電話に出れませんでした。

空亡(くうぼう)

十干と十二支を組み合わせれば、二つの十二支が余ること。旬空ともいう。日(辰)から空亡を導き出す。例えば、甲子旬なら最後の癸に当たる十二支が酉になる為、戌亥は空亡となる。基本的には空亡になった十二支が卦中に現れれば、活動を休止していると見る。空亡の期間中は他爻に対して生剋したり、他爻からの生剋も受けないが、空亡が明ければ実体化する。空亡になった爻が旺盛なら有用の空亡、衰弱しているなら無用の空亡と見る。空亡は吉凶・応期・象意などを表したりするので、五行易にとっては超重要な概念である。ちなみに意味は、無い・見えない・居ない・失う・透明・空洞・虚しいなどになる。

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月日は父母と同じ十二支で、二爻の官鬼辰土と相合して、官鬼は仕事で、玄武は予約で、朱雀は通信関係です。

玄武(げんぶ)

六獣(六神)の一つ。玄武は日干が壬癸の時に初爻に配置されるので、水の五行の象がある。こっそり、隠れた、盗難、騙す、ずるい、賢い、汚い、湿気、邪気、危険、セクシー、鬱、悩みなどの意味を持つ。

朱雀(すざく)

六獣(六神)の一つ。朱雀は日干が丙丁の時に初爻に配置されるので、火の五行の象がある。意味は書類・文書・手紙・情報・話す・口げんか・怒る・火事・訴訟・キッチン・食事など。

 

ですから、おそらく予約の電話でしょう。

 

結果

少ししてLINEで問い合わせがあり、確認したら鑑定予約の電話でした。

 

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