五行易的 ”風天小畜” の見方(64卦シリーズ-34)
前回の巽為風は、読んで字のごとく『風そのもの』を表して、風は目に見えないですし、どこにも留まっていられないということで、『自分には何も得るものがない』という意味を持つ非常に辛い卦でした・・・
前回の巽為風は、読んで字のごとく『風そのもの』を表して、風は目に見えないですし、どこにも留まっていられないということで、『自分には何も得るものがない』という意味を持つ非常に辛い卦でした・・・
前回の沢雷随でやっと64卦シリーズ折り返し地点まで来ました。 五行易を勉強されている皆様には、少しはお役に立てているでしょうか?
前回はやりすぎ注意の沢風大過でしたが、常人ではまずやらない程、一つのことを追求してやりすぎた結果、名を成した人も多々いるので(特に芸術、科学関係)、やりすぎも時には悪くはないのではないか?と思っている今日この頃です。
前回は、自分のメリットを考えずに、ただ必要とされるときだけに相手に与える というような、無私の精神を試されているような水風井でした。
ビジネスの世界で結果を出し勝ち残るためには、他人より先に行動し、それを習慣化させ、繰り返しバージョンアップしていくことの大切さを教えてくれた前回の地風昇でした。
前回は、震と巽は同じ木の五行で陰と陽になり、五行がうまく循環し、内側と外側の関係がバランスが良くて、非常に安定した状態を意味する雷風恒でした。