前回からの続きです。
飼い猫の火葬を済ませた私は、飼い猫の部屋に遺骨を置きました・・
・・で、普通だったらここで終わりですが、私の場合には違います。
まだ、飼い猫にやれることがあるのです。
ここで、森田健氏の著作 『生まれ変わりの村シリーズ』 の出番です。
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『生まれ変わりの村』と映画『スープ』の世界 「あの世」と輪廻転生のガイドブック [ 森田健 ] 価格:1,296円 |
※ちなみに映画「スープ」も結構良かったです。
以前、森田健氏の若干批判じみた記事を書きましたが、この生まれ変わりの村のシリーズは評価しています。
まあ、実際のところ私は前世記憶がありませんから、生まれ変わりの本当のところはわかりません。
しかし、個人的に輪廻転生はあったほうがいいなとは思ってます。
無かったら無かったでしょうがないですが、ここで重要なのはそこではありません。
重要なのは残された人々の救いになるからです。
なんだか、最近は科学全盛に時代で、我々もかなり恩恵は受けていますが、人間の内面が殺伐としてきているのは何故でしょうか?
それは、魂を癒すロマンやファンタジーが無いのです。
現代は陽(現実、成功)ばっかり追求して、陰(精神、失敗)がおざなりになっているからです。
本来、陰を表現しなければならない宗教や芸術や占いの世界でも、陽である科学が侵食してきて、無味乾燥な荒野が広がっています。
だから、本来陰の存在である各種マイノリティの芸術(アールブリュット、アウトサイダーアートなど)が持てはやされているのでしょう。
死は現代科学でも解明出来ていません。
※この宇宙のこともまだまだ解明できていないですから・・
死は個人の体験に委ねられた最後のフロンティアと言ってもいいでしょう。
それを楽しめてこそ、陰と陽のバランスが取れるってもんです。
中二病みたいなことを言ってますが、別に一生中二病でも構いません。
周りの評価など知ったことでは無いです。
自分自身が納得できるかどうかが、鍵だと思います・・
・・あ、ここで思い出しました。
最近観たNETFLIX の『宇宙を駆けるよだか』は名作ですので、オススメです。
この作品は高校生同士の意識が入れ替わる話ですが、非常に面白くて奥が深いです。
擬似的な生まれ変わりの表現と言ってもいいでしょう。
エンタメ作品としても優れています。
もう一つの作品を思い出しました。
それは、業田良家の『自虐の詩』です。
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・下巻↓
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数ある漫画の中でも傑作中の傑作ですので、是非読んでおいた方がいいです。
幸福論のバイブル的存在です。
7割の確率で号泣必至です。
でも、読む前に注意点があります。
この作品はいわゆる四コマ漫画ですが、絵柄や作風が気に入らなくてもとりあえず読んでください。
上下巻の文庫本ですが、上巻は淡々としていますので、多少我慢してでも下巻まで読み進めて下さい。
そうすれば下巻の怒涛の展開が待っており、魂が持って行かれるような衝撃のラストが待っています。
・・なんだか話が脱線したので、次回に続きます。
可愛い方ですね。
諦めるには可愛すぎますね。私は飼い主でないですが、残念です。
昔はあっさり通り抜けられたことが、難しくなりました。
うちの猫は人間が大好きで、猫は大嫌いという不思議な猫でしたね。