前回からの続きです。
飼い猫の遺体を見つけた私は、廃屋の入り口が狭かったので、強引に板を壊して中に入りました。
そして遺体を家の中に運び、飼い猫の部屋にとりあえず置きました。
まあ、覚悟していたとはいえ、17年も共に過ごした猫ですから、ショックはショックでした。
ですが、気持ちよさそうにリラックスしたまま亡くなっている様子を見て、少し安心したところもありました。
遺体を見つけたまでは良いですが、そのまま放っておけば腐ってしまいます。
次は土葬にするか、火葬にするかの問題が出てきます。
ここで、五行易の出番です。
「土葬はどうか?」と占い沢山咸が沢火革に変わる卦を得ました。
墓なので、父母を用神としますが、全体的に見ていきます。
初爻に父母辰土が発動しています。
初爻は地面の爻位で、辰土は土の五行で、子孫亥水を墓に入れて、これが土葬の情報です。
六爻にも天、墓の意味のある父母がありますので、白虎にも遺体の意味があるので土葬の情報が強まりました。
発動して世爻を生じていますが回頭剋で、将来的に墓が保てなくなる暗示です。
また、世爻が空亡で、世爻の原神である父母が回頭剋になり、私にも悪い影響があります。
また、子孫亥水が月日に剋されて弱くて、亡くなった飼い猫の魂にとっても良くないです。
この結果を受け、他の方法を調べました。
ネットで移動式のペット火葬があると知り、「火葬はどうか?」と占い、火雷噬嗑が雷風恒に変わる卦を得ました。
父母を用神として、全体的に見ていきます。
父母子水は初爻にあり発動していますが、回頭剋になり月日に剋されて弱いです。
世爻が父母子水の忌神であり、日と同じ十二支となり、墓に入れたりするつもりはありません。
二爻は家の爻位であり、変爻が父母に変わって、遺骨を家に置くでしょう。
飼い猫の意味のある子孫巳火が六爻に発動しました。
六爻は天、終わる、消滅などの意味があり、巳火は火の五行で、変爻が戌土で巳火が入墓します。
これは火葬の意味であり、発動して世爻を生じるので、私には悪い影響は無いです。
同時に巳火は土の絶の地ですから、飼い猫とのお別れを意味します。
二爻の兄弟が発動してお金を使うことです。
同時に子孫の原神でもあり、飼い猫の魂を表します。
二爻は家の爻位であり変爻が父母に変わって、回頭生で相合関係となり、飼い猫的にも満足でしょう。
飼い猫はこの家と周りの環境が好きだったので。
以上の結果を受け、翌日の甲申日にペット火葬業者に電話して、家で火葬してくれるように頼みました。
申は動爻の巳火と相合する日でした。
次回に続きます。