いやー、太過は吉凶を判断するのは難しいですよね。
五行が強すぎて弱くなる、弱すぎて強くなる・・この概念は中々理解するのに骨が折れます。
私も最初は太過の概念はちんぷんかんぷんでしたが、何度も判断していくうちに出来るようになってきました。
今回は太過を理解するために良い例があるので、それを紹介していきたいと思います。
ある男性は、散歩中に娘を見失ってしまいました。しばらく探しても見つからないので、警察に連絡して一緒に捜索をしてもらうことになり、「娘は見つかるか?」と占い、火天大有から沢天夬に変わる卦を得ました。
子孫子水を用神とします。
用神は月と日から両方に剋されてかなり弱いです。
忌神の父母未土は月日とおなじ五行で強いです。
発動した上に、世爻の父母辰土も日の戌土に冲されて、2つの忌神が子孫を剋します。
そして、仇神である官鬼も発動して父母に変わっています。
原神は月日から生じられていますが、発動していないので、この卦では子孫を生じられません。
なぜなら、卦に動爻があるので、他の動いていない爻は力を発揮できないのです。
見つからないのであれば、父母がわざわざ発動して子孫を剋する必要はないですよね?
ということは、これは用神が弱すぎて、忌神が強すぎて太過になるパターンです。
世爻の辰土は忌神であり、暗動して子孫子水をもっと弱めて、これは吉の卦です。
当日は戌日なので、忌神を強め、子孫を弱めて、今日中に見つかります。
占ったのは申刻(15時5分ごろ)ですから、用神を弱める戌刻が応期の可能性が高いです。
結果:
占ってから1時間後に警察から近所のスーパーで見つけたと相談者に電話がありました。
申刻(16時5分ごろ)でした。
※太過のルールは『五行易実践編②』に詳しく書いています。
大黒天様
太過のルール、初めて知りました。
テキスト購入して勉強したいのですが、購入後に、質疑応答は
出来ないのでしょうか?
出来ますよ。
noteテキストのコメント欄か、ブログのお問い合わせ欄で質問して下さい。
実は、以前テキスト購入後に、no t oさんに、
大黒天様に質疑応答をしたいどうしたらよいか?
の問合せしました。
下記が内容です。
お問い合わせありがとうございます。
このメールはお問い合わせいただいた方へ自動送信しております。
改めて2〜5営業日以内に担当よりご連絡いたします。
お急ぎの場合はこちらもご覧くださいませ。
■noteヘルプセンター
https://note.pieceofcake.help/hc/ja/
その後、連絡はありませんでした。
なるほど。
それは残念でしたね。
質疑応答はnoteのコメント欄かブログのお問い合わせフォームに質問を書いて頂ければ、お答えしますので大丈夫ですよ。
はい、ありがとうございます。
よろしくお願いします。