ダン・ケネディ・・
知る人ぞ知るダイレクトマーケティングの巨人ですね。
歯に衣着せぬ発言でいろいろ物議を醸しているようです。
見た目はただのムサいおっさんですが・・・すみません。
この人のことを知ったのは、ダイレクト出版のネット広告をクリックしたからですね(笑)。
その時は「うわぁ、怪しすぎる・・」と思ったのですが、
語り口がハードボイルドすぎて、逆に興味を持ったわけです。
好きなんですよね、こういうキャラが立ってる人。
それで、いくつか著作を読んでみたわけです。
そのなかで特に印象に残ったのが、『常識の壁をこえて』でした。
原題のタイトルが、No Rules (何でもあり)ですよ!
表現がハードボイルド過ぎません?
まあ、それは置いといてですね、
前回紹介したアンソニー・ロビンズが陽の方法論だとしたら、ダンケネディは陰の方法論になります。
アンソニー・ロビンスは結果を出すのにネガティブな方法は使わないです。
それに比べて、ダン・ケネディは徹底的に現実主義者です。
結果を出すには、時にはネガティブな方法も使えっていってますね。
実はこの考え方は中国思想(占いも含む)の考え方にも似ています。
自分が成功したり、生き残るためには現実にあるものは何でも利用しろ(怖・・)ってことです。
別に犯罪を推奨しているわけではないですよ。
あくまで、法律の範囲内ってことです。
また、この本の中でも運の存在を否定していません。
確実にあるって言っています。
ダン・ケネディはこれまでの常識を徹底的に破壊し、ビジネスで現実的に成功するための考え方を提示します。
これが痛快きわまりないのです。
まあ、ダンケネディのやり方が日本には合わないとの意見があるのもごもっともだと思います。
私にとっては合おうが合うまいが結果が出ようが出まいがどっちでもいいんです。
ダン・ケネディの考え方がすごいのです。
本に中でも書いてますが、実際ポジティブ思考だけで結果は出ません。
でも、「引き寄せの法則はポジティブ思考だよね」って突っ込みが入りそうですが、違います。
引き寄せの法則はそんなに甘いものではありません。
実はですね・・
ネガティブな感情がなければポジティブな感情は生まれないのです。
この世は陰が多いのです。
陰をうまく使えなければ、成功できません。
だって、この世の普遍的なルールですから。
で、何が言いたいかというと・・・
ネガティブな感情が、ポジティブな結果を生み出す鍵なのです。
そのことをこの本は教えてくれているのです。
引き寄せが好きな方は刺激が強いかもしれません。
ですが、現実で結果を出したいのであればこの本をオススメします。
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