脳内独り言65(五行十二支)

若い頃は毎日の体調の差なんて気にしてしなかったですが、年をとってみると巡ってくる月日の影響の重要さを思い知らされます。

 

例えば年運で世爻が木の五行だった場合(太過ではない)に、水と木の月日が巡って来れば体調が良くなりやすいですが、火土金が巡ってくると何故か調子が悪い日が多くなりやすいです。それくらい五行の影響の強さというものは強いです。

もちろん、入墓や合や冲がある場合には、出墓や冲や合が解かれるときに調子が良かったり、良いことが起きやすくなりますが、逆の場合には悪いことが起きやすくなります。これは十二支の方が天干より作用が強く複雑なことを表しています。

十二支はもともと動物自体の習性と爪(指)の本数で陰陽が決まられたと言われています。例えばネズミは前足は四本で陰になり、後ろ足は三本で陽となります。子刻(23時〜1時)は日の変わる0時が含まれてますから、陰から陽に変化するということで子刻に対応したのでしょう。古代は科学こそ発達していませんでしたが、五行や十二支自体の気を読み取る力は現代よりも高かったと思います。

四柱推命で見た場合に日干の強さが分からない場合には、どの季節(大運や流年も含む)が調子が良いか悪いかで大体見分けがつきます。例えば、日干が水で秋(金)や冬(水)が調子が良い場合には日干は弱めで、反対に春(木)や夏(火)が調子がいい場合には日干は強めだと思って良いでしょう。

私の場合は毎年春は花粉症が酷くて、夏は蕁麻疹や湿疹が出やすくなり、秋に体調が一番良いです。冬は軽い神経痛が出る程度です。なので自分にとって金が一番で水が二番目に良い五行になります。でもこれは体調運に限ったことで、仕事運や金運とは別になります。

 

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