日本VSベルギー戦が終わりましたね。
負けたのは残念でしたけど、非常に面白い試合でした。
日本代表の健闘を讃えたいと思います。
で、もちろん前もって占っておきましたので、その卦を説明していきたいと思います。
上記の卦を見た時、「日本勝つんじゃね?」と一瞬思ってしまいましたが、みなさんもご存知の通り、2対3でベルギーに逆転負けしました。
日本を意味する世爻は月日からの生剋は一対一であり、これだけでは判断がつきません。
応爻はベルギーですが、世爻より爻位が低くて、辰土で世爻の金を生じる関係であり、日本有利となります。
二爻の忌神である官鬼午火が発動して、世爻を剋していますが、五爻の父母戌土は日の辰土に冲されて暗動しています。
暗動すれば、動爻と同じことになり、土は世爻を生じて、火→土→金となり、これも日本に有利な情報です。
だからこそ、後半に2点取って先制したのでしょう。
でもですね、ちょっと変だと思いませんか?
日本がすんなり勝つのであれば、忌神である官鬼午火だけ発動するのはおかしいです。
五爻の原神である父母戌土だけ暗動すればいいわけです。
官鬼午火は空亡ですね。
これは、私が試合の数日前に占ったからです。
試合当日は丙申日であり、空亡は辰巳になります。
そうすると、試合当日は官鬼午火の空亡が明けて、午火が力を持ち世爻を剋します。
そうすれば、その日は日本代表にとって不利な日になります。
また、この官鬼には青竜がついています。
青竜は嬉しい、めでたい という意味があり、わざわざ独発したのですから、何かしらの理由があります。
重要なのは、青竜が空亡であるということです。
空亡には、無い、失う、空っぽ などの意味があります。
嬉しいという意味が空亡になれば、嬉しくなくなる、残念という意味に変化します。
そして官鬼には功名、名前という意味があり、ベスト16からはトーナメント形式になります。
敗退すれば、日本代表自体の名前が消えます。
官鬼が空亡で回頭剋であれば、名前が残らない→敗退 になります。
もう一つ重要なところがあります。
五爻で暗動した父母戌土です。
応爻は父母辰土ですね?
そうすれば、五爻と同じ六親になり、ベルギーという意味にも取れます。
暗動した戌土は、十二運からいえば火の墓です。
つまり、ベルギーの意味のある父母戌土は暗動して、官鬼午火を墓に入れてしまうのです。
墓には、コントロールする、手に入れる という意味があります。
先程、官鬼は名前の意味があると書きました。
そうすれば、ベルギーが名前を手に入れる、すなわち勝ち残ること出来ることを意味します。
また、五爻は一番偉い爻位であり、低い位置(初爻)の父母辰土から高い位置(五爻)である父母戌土に移動するということで、2点差をひっくり返したのでしょう。