しつこいかとは思いますが、卜筮正宗は五行易の名著なので、まだまだ紹介しますよ。
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第七問
酉月庚辰日（空亡ー申酉）に、岳母（妻の母）の近病（罹ったばかりの病気）を占い、地水師から地風升に変わる卦を得ました。
私は言う「父母酉金は空亡であり、近病が空亡に逢えばすぐに治るが、日の辰土が相合しており、近病が合に逢えば即ち死んでしまうということであり、世爻が忌神を持って父母を剋するのも良くない。この病気は必ず危ないのである」
彼は問う「いつ危ないのか？」
私は答える「午火が発動して空亡に変わるので、甲戌旬は父母を剋することができない。近病が空亡に逢えば不死であり、この旬内では死なないと思うが、甲申旬の乙酉日に危ないので気をつけるべきである」
果して乙酉日の卯刻に亡くなった。
