今回は軽い占例ですね。以前「ちゃんと世の中の役に立つような占いをしろ」(怖)というご意見を頂いたことがあります。お役に立てなくて申し訳ありません‥‥でも軽い占いの何が悪いのでしょうか?こういう細かい占いの積み重ねが占いの実力を養うのです。これからもめげずに軽薄な占例を紹介していきますのでよろしくお願いいたします。
近くに良さそうなベトナム料理店があったので、明日行ったら吉か?と占い、火水未済から天水訟に変わる卦を得ました。
応爻はお店で、妻財は料理になります。
応爻は巳火で空亡でも月破でもないですから、お店が閉まっている感じはありません。
妻財酉金は月に生じられて強いです。
日の卯木に冲されて暗動して、その上五爻の子孫未土が独発して妻財を生じて強いので、料理は美味しいでしょう。
しかし、どうも独発した子孫未土が世爻の午火と相合するのは気になります。
なぜなら外出時に世爻が相合すれば動けない、邪魔されるという意味になるからです。
念の為、お店のホームページを見てみたら『テイクアウト専門店』と書かれていました。
どおりで相合するわけだと思いました。
私はお店で食べるつもりでしたので、卦はわざわざこういう表現をしたのでしょう。
アプリで調べてみるとウーバーや出前館に対応していましたので、翌日の丙辰日に注文して食べました。
料理はめっちゃ美味しかったです。
食べながら気づいたのですが、五爻の子孫は料理を作る、供給するというの意味になります。
五爻は道で白虎は道で、変爻は妻財で道や外に料理が出る→テイクアウト、デリバリーの意味になり、世爻と相合する→来る、配達という意味になります。
なので、家に配達してもらって食べるということは、占った時から運命通りだったということにもなります‥‥(怖)
細かい実占を解釈し続けることで、結果が何を表現しているかを深く理解することができますよね。意味あることだと思います。大きな占いをやるには小さい研究の積み重ねだと感じます。
コメントありがとうございます。
まったくその通りだと思います。