前回からの続きです。
20分待ってから、再び改札横にいる駅員さんに聞きにいきました。
すると、
「無かったですね」
と、クールに言われて、一枚の紙を渡されました。
JR東日本お問い合わせセンター(お忘れ物)の連絡先が書いてあり、「忘れ物の登録されるまで、もう少し時間がかかるので、1時間後ぐらいに電話してみてください。」と言われました。
ガッカリした私はとりあえず、ルノアールで時間をつぶすことにしました。
「見つからなかったら、どうしようかなぁ・・免許証とかクレカとか鍵がないのは困る・・」
「でも、帰省運の占い結果では妻財は弱くないので、戻ってくると思いたい・・」
「今回は油断したなぁ・・占い外れてほしかった・・」
「ああ、めんどくさい・・」
そんな感じで非生産的なことを考えていると、一時間経過していました。
JR東日本お問い合わせセンターに電話してみて、黒いリュックの特徴と中に入っていたものの説明などをすると、「まだ、見つかっていないみたいですね」とにべもない返事。
「また、電話かけてください。そのつどお調べいたしますので」と言われたので、もう少し待つことに。
30分後に再び電話をかけると、前回と同じ担当者の声。
当然わかっていると思って、「先ほど電話をかけた○○というものですが・・」と言いかけたら、「何を無くしましたか?」という返事。
また最初から黒いリュックの説明・・・
返事はまだ見つかっていないとのこと・・
しばらくして再び電話・・
前回と同じことの繰り返し・・
黒いリュックは相変わらず見つかってない・・
「うーん、なんかアナログすぎねえか。このシステム・・」
と愚痴もこぼれます。
ですが、そんなことも言ってられません。
そのまま家にたどり着いたとしても、鍵が無いので入れません。
なんとか黒いリュックには見つかってもらうしか無いのです。
あきらめずに4回目の電話をかけると・・
「大崎駅で見つかったみたいです。」
との嬉しい返事が!!
「今日はもう窓口が閉まってますので、明日以降の受け取りになります」
「なので、身分証明書と印鑑をお持ちになってください」
ん?黒いリュックに身分証明書と印鑑は入ってるけどね(汗)
どうやって身分証明すればいいのかな?
早く返してほしいんだけど。
と、もっと丁寧な言葉で上記のことを質問して見ると、「こちらではわかりませんので、大崎駅で聞いてみてください」との返事。
何か理不尽な感じはしたのですが、そこはグッとこらえることにして、翌日朝一で行くことにしました。
しかし、一つ問題がありました。
当日の夜を過ごす宿泊先を探さなければならなかったのです。
「まだ、終わんねぇのかよ」との声が聞こえてきそうですが、まだ続きます。