私は現在占い師ですが、今までの人生のなかでは勉強してきたことが偏っていました。
最初に専門的なことを習ったのは美術で、次に精神世界系、次に整体、次に気功、次に福祉、次に占いという感じでした。
お金のことを気にしなくても、なんとかなってきたのであんまり考えたことなかったのですが、占いの仕事をするようになって、お金の問題を自覚せざるをえなくなってきました。
例えば、旦那との関係が冷え切って、金銭面の都合で仕方なく離婚せずに、毎日ストレスを溜め込んでいる方とか。
子供の学費が大変で、私学は無理で家から近くの国公立しか行かせられないとか。
年齢の関係で転職が難しくて、給料が低くてハードな仕事なのにしぶしぶやっているとか。
相続問題で兄弟や親戚ともめたりとか。
いろいろありますが、以上の悩みはお金があれば大体解決しそうなことばっかりですよね?
なので、そういうキッカケがあってお金のことを猛然と勉強しはじめました。
その時に出会った本が、
バビロンの大富豪 ジョージ・S・クレイソン
価格:1,620円 |
でした。
まあ、有名な本ですね。
Amazonでも歴史に学ぶビジネスのカテゴリで1位をとってます。
刊行されて80年以上読み継がれている名著です。
簡単に言うと、バビロンの大富豪が教えるお金を増やす法則を、オムニバス形式の物語でわかりやすく書いている本になります。
私が読んで特に注目したのは、第三話の「幸運の女神」が微笑む人間とはの箇所です。
ちょっと抜粋します。
幸運を呼び込むには、与えられたチャンスを活かすことが必要だ。
幸運というものはチャンスのあとにくることが多い。
幸運はチャンスを掴むことによって誘い込むことができる。
以前書いたと思いますが、五行易の重要な概念に六親五類(りくしんごるい)というのがあります。
その中で、お金の意味は妻財(さいざい)でした。
妻財の基本的な意味は流通するものです。
男性から見たら、女性の意味になります。
恋愛は難しいですよね。
ちょっとしたタイミングで、好きだった人を逃したりしたことは良くある話ですよね。
ちゃんと告白できなくて先延ばしにしていたら、他の男と付き合ってしまったなどの例は多いと思います。
上記の抜粋で言っていることは、そのまま恋愛に当てはまるということです。
好きな人と付き合いたかったら、なんにせよアプローチしないとなかなか恋人の仲までには発展するのは難しいでしょう。
両思いだったっていうのはごく少数ですし、どのみち相手の気持ちがわかるためには、どっちかがアプローチをしないとわかりませんよね?
仮に告白に成功して付き合いだしたとします。
相手が自分にとって良い人か悪い人かは普通は付き合ってみないとわからないですよね。
良い人であれば幸運、悪い人であれば悪運です。
ここまで、なぜ恋愛の話をしたかというと、
お金を増やしたかったら、まずお金を好きにならないと金運は良くならないのです。
理由を説明します。
仮にあなたが好意を持った相手がいるとします。
好意を持てばいろいろ相手のことを知りたくなりますよね。
積極的に接しているといろいろ相手のことがわかってきます。
そうすると、徐々に親しみが沸いてきて恋愛感情に変わってきます。
恋愛感情に変われば、もっと相手のことを深く知ろうと思います。
何の食事が好きか、どんな趣味を持っているか、どうすれば喜ぶか、どうすれば怒るか・・などです。
全部ひっくるめると、相手の思考、行動のパターンを知るようになるということです。
もともと相手は赤の他人なので、知ったうえである程度合わせていかないと、多分うまくいかなくなるでしょう。
それと、お金は一緒だということですね。
お金とうまくやって増やしていくには、まずお金の性質を知らなければいけないのです。
この本を読めば、あなたもお金との上手なつき合い方がわかるようになるでしょう。
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