今年に入ってから、飼い猫の足腰が急に弱ってきていました。
以前は高音で可愛い鳴き声を頻繁に出していたのですが、かすれ声になりました。
しかし、外には頻繁に出かけるし、少し食欲は落ちましたが、普通に食べていたので、改善は効いているかな・・と思って安心していたのですが、同時に覚悟もしていました。
戌月のある日、テキストを執筆中に珍しく、朝から私の膝の上に乗ってきたりして、午前中に2、3時間ずっと側で甘えて寝ていました。
いつもは午前中には家には居なくて、周辺のパトロールの時間であり、そんなことが一度もなかったのにです。
私はその飼い猫の行動を見て少し怪しみましたが、朝の餌も少し食べていたので、お昼になって外に出て行くのも止めもしませんでした。
すると、その夜は家に帰ってこなかったのです。
心配した私は五行易で「飼い猫は帰って来るか?」と占いました。
それがこの卦です↓
子孫を用神とします。
子孫巳火は外卦で五爻にあり外にいます。
日と一致して強いので大丈夫そうですが、三爻は入り口や玄関の爻位で、忌神で発動して絶の地で、父母は家の意味で帰って来にくいです。
世爻が発動して子孫巳火のエネルギーを漏らします。
変爻は兄弟卯木で子孫の原神になり、帰ってきてほしいですが、玄武は悩みで回頭剋になり、子孫に不利な五行ばかりが発動して良くありません。
変卦が遊魂卦に変わり、これも帰って来にくいことを表します。
この結果を見て周りを探しましたが、飼い猫の気配は無く、とりあえず改善をして、もう一日待ってみることにしました。
ですが、その日も帰って来ません。
さすがに心配になり、夜中にもう一度探したら、近くの廃屋のお気に入りの場所の奥で、眠るように横たわっていました。
占ったのが巳日で、見つかったのが午日(翌日)と未日(翌々日)の切り替わる0時ごろでした。
応期的には、亥水(長生)が発動、世爻の変爻が卯木(帝旺)になり、変則的な木の半局(原神)です。
見つけたのがほぼ未日で、亥卯未(墓)がそろって応期なったのでしょう。
次回に続きます。