久しぶりの占い例です。
今回は太過になりそこなった卦をご紹介します。
コパアメリカ、日本vsエクアドル戦の試合を占い、風天小畜が乾為天に変わる卦を得ました。
世爻は日本で応爻はエクアドルです。
世爻は月破で、日は辰土で剋されつつ入墓して弱いです。
応爻は月日からの助けがあり、発動して回頭生で強いです。
妻財辰土も卦に現れており、ちょっと強すぎる感じです。
応爻は世爻を剋していますので、かなり世爻には不利になります。
世爻が弱すぎ忌神が強すぎで、これは忌神の太過ではないかと思い、ギリギリ日本の勝ちだと判断しました。
しかし結果は1対1の引き分けで、判断が外れてしまいました。
もう一度卦を見直すと、世爻は月破とはいえ、月から剋されていません。
応爻の妻財未土は月日の助けがあり回頭生ですが、空亡から空亡に変わります。
そうすれば、忌神の太過には理由が少し足りません。
とはいえ、回頭生ですから強いことは強いです。
実は今回の空亡はエネルギーの面と象意の面の2つの意味があります。
・空亡で太過になるのを回避する→応爻にとって有利
・空亡で上手くいかないことを表す→応爻にとって不利
この微妙な表現で、引き分けという結果を表したのでしょう。
ん~試合占いはやるたびに難易度があがりますな~