五行易占例:離婚したい女性(雷沢帰妹)

ある女性は夫に暴力を振るわれました。もう離婚したほうがいいのかと占い、雷沢帰妹雷天大壮に変わる卦を得ました。

 

 

酉月甲辰日 空亡ー寅卯

官鬼午火を用神とします。

官鬼巳火と午火は二つありますが、どちらも特徴がないので、両方見ていきます。

官鬼午火は世爻を生じて良い組み合わせですが、原神である妻財卯木が空亡で、月破で関係性に傷がつきました。

 

月破(げっぱ)

月建の十二支から冲されて、爻の十二支の気が破られること。例えば、土の十二支同士なら同じ五行になるので影響は少し軽くなるが、月が申で爻が寅だった場合には、冲と剋が同時に発生するため二重に弱くなる。原神も同時に弱ければ、逆に弱くなりすぎて強くなる場合もある。

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月破にしたのは、月の酉金で卦には兄弟申金があり、同じものと見れて、初爻の官鬼巳火と相合関係で、白虎は暴力で金も暴力の意味はあります。

応爻が日の辰土に冲され暗動して、官鬼を入墓させています。

入墓(にゅうぼ)

爻が墓に入ること。丑土は金を墓に入れ、辰土は水と土を墓に入れ、未土は木を墓に入れ、戌土は火を墓に入れる。入墓の爻は他爻を剋することが出来ず、また他爻からも剋され辛い。入墓した爻か墓自体の爻が冲されれば、開放(冲開)されて有用になる。

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世爻は独発して進神となり、日の辰土と同じ十二支に変わり、六爻は終わりの爻位で、墓も終わりで離婚したいです。

六冲卦は別れの意味があり、もう関係は長く続きません。

離婚したほうが良いでしょう。

 

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