ある女性は結婚して引っ越したのですが、住んで1年ぐらい経つ頃から急に怒りっぽくなってきました。原因は何かと占い、地火明夷が地天泰に変わる卦を得ました。
酉月甲辰日 空亡ー寅卯
二爻は家の爻位で、独発して回頭剋に変わっています。
回頭の剋(かいとうのこく)
回頭剋ともいう。動爻の十二支が変爻の十二支から剋されること。動爻が自ら弱くなるということで、用神や原神が回頭剋になれば一般的には凶である。また、回頭生・回頭剋は他の動爻からの生剋よりも影響力が強いとの説もある。
世爻が丑土ですから、二爻も丑土で相談者本人と捉えられて、朱雀は火の五行で怒りの意味があります。
官鬼は悩みで、丑土は回頭剋で空亡になって気分が非常に悪いです。
空亡(くうぼう)
十干と十二支を組み合わせれば、二つの十二支が余ること。旬空ともいう。日(辰)から空亡を導き出す。例えば、甲子旬なら最後の癸に当たる十二支が酉になる為、戌亥は空亡となる。基本的には空亡になった十二支が卦中に現れれば、活動を休止していると見る。空亡の期間中は他爻に対して生剋したり、他爻からの生剋も受けないが、空亡が明ければ実体化する。空亡になった爻が旺盛なら有用の空亡、衰弱しているなら無用の空亡と見る。空亡は吉凶・応期・象意などを表したりするので、五行易にとっては超重要な概念である。ちなみに意味は、無い・見えない・居ない・失う・透明・空洞・虚しいなどになる。
また地火明夷は遊魂卦で、気分が安定しません。
遊魂卦(ゆうこんか)
火地晋・水天需・沢風大過・山雷頤・地火明夷・天水訟・風沢中孚・雷山小過の全部で八つ。遊魂なので魂がふらふらと遊びに行くという象。故に出かける・離れる・上京・さまよう・転移・幽体離脱などの意味がある。
以上のことから、風水が原因でしょう。
朱雀は火を使うところで、丑土が子孫寅木に変わりますから〇〇する場所だと判断できます。
〇〇〇〇の東北に〇〇を置くようにアドバイスしました。