新年あけましておめでとうございます。五行易的にはまだ年明けしていないので、2020年(庚子)に運が悪かった人はもう少し気をつけていきましょう。
前回のブログで四柱推命のことを書きましたが、やはり出生時刻が分からないと途端に正確性が薄れます。なので三柱だけで見て運気を判断するのは危険だと思います。が、それだけで片付けるのはもったいないので、時刻が分からない人は今までの人生を振り返ってみて、良い時期と悪い時期の大運の五行を見て下さい。そうすれば、自分にとっての良い五行(良い時期)と悪い五行(悪い時期)が分かりますので、これからの運勢の吉凶をある程度判別出来るようになるでしょう。
それである程度吉凶がわかるようになったとしても、この先悪い五行の大運だったとしたらガッカリしますよね。生きる気力も湧いてこないと思います。が、改善策も用意しているのが、東洋占術のすごいところです。なので諦めるのは早いです・・・まあ、何もかも諦めてしまうってのも手ですけど。意外と何もかも諦めてしまうっていうのは、運気の改善に効果があります。
だって何も欲しくない、何も実現したくないってことですから、それって一種の悟りです。日干が空亡なるようなモノです。自分が空亡であれば何もかも通り過ぎて行きます。ということは、吉凶自体が生まれないということになります。まあ、そんな生き方も悪くはないとは思います。どうせどんなに社会的に成功したとしても死は逃れえないなのですから。
ちなみに私の命式は年、月、日が空亡です(三柱空亡)。三柱空亡ということは、日以外は空亡ということですから、自分の外側が全て空亡になりますので、何もかも過ぎ去っていくということです。貴命という話もありますが、全然実感はありません。大体、貴命や賤命って分けてしまう価値観自体が嫌いです。本人さえ納得していれば別に関係ないんじゃないでしょうか。