卦の組み合わせの重要性

五行易は月建や日辰から見た用神の強さを見て吉凶を判断しますが、それだけでは物事を吉凶面でしか判断できません。

卦から具体的事象を判断していくには、卦の形や組み合わせを見ていくことが重要です。

例えば、この卦を見て下さい。

ある既婚女性は運気を占い、天山遯の動爻なしの卦を得ました。

『遯』逃げる、隠すなどの消極的な意味があり、もともとはあまり良い卦ではありません。

良い運気の時はあまり出ない卦です。

では、具体的にどんな悩みがあるのかを卦の組み合わせで推察していきます。

まず世爻には官鬼があります。

相談者が女性なら官鬼は夫の意味があります。

世爻は相談者本人の意味があり、二爻は家の爻位で官鬼があれば、既婚者の意味が強まります。

また、既婚者では無くても官鬼には仕事の意味もありますので、仕事の可能性もあります。

子、卯、午、酉は責任者の意味がありますので、何らかの官職があることが多いです。

四爻にも同じ官鬼午火があるので、卦に再現しているということで、仕事が複数ある、変化があるなどの意味にもなります。

月日から見て弱ければ上手くいかない、辞める、強ければ上手くいっている、昇進するなどの意味になります。

妻財寅木が世爻に隠れているのでお金の暗示ですが、原神である子孫子水も隠れていますので、子孫は貯金の意味で飛神は土で忌神になるので、不利な組み合わせで貯金が少ない暗示になります。

月建に冲されて世爻が月破なっています。

世爻に玄武があり暗いという意味で、しかも月破なので気分が暗くて心配事があることです。

既婚者で、官鬼は夫のことで心配事があります。

官鬼と父母が再現し、『遯』の意味を組み合わせれば転勤や転職関係の意味が強まります。

実際の相談事は夫が新しい事業を始めるため、大丈夫かどうか心配になって占いに来たとのことでした。

 

 

 

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