毎日、毎日各メディアのバイアスのかかったニュースがすごいですね。コロナの情報が錯綜しすぎて何がなんだか。こういう非常時の時って人々の本音が出るような気がします。感情的で極端な言葉、意見を言ったり、平気で人の権利を制限するような発言をする人は信用できません。でも、プラスの面もあります。こういう有事の時こそ強く感情が動かされるので、平時には場が取りにくい世相的な占い例を集めるには適した時期ですから。
今回の卦は4月4日に占った例です。
問いは『週明けに緊急自体宣言が出されるか?』です。
これも用神の選定が難しいですね。
緊急事態宣言自体は告知やお知らせの範疇に入るかな、ということで私は父母を用神としました。
父母子水は初爻にあります。
朱雀も告知、知らせの意味があるので、問いはちゃんと卦に反映されています。
月日から剋されて弱くて、日と相合して占った時点では宣言は出されていません。
二爻と三爻が発動しました。
妻財辰土は忌神になり父母を剋しながら伏吟です。
伏吟は寝込んでうんうん唸っている状態、すなわち物事がうまく前に進まない意味を持っています。
同じ十二支に変わるので、同じようなことが繰り返されるという解釈もできます。
妻財が月日と卦に三つあり、妻財未土も日に冲されて暗動しています。
宣言が出されないのであれば、妻財が発動したり、暗動する必要はありません。
わざわざ発動しなくても、父母は月日に剋されて、日に相合されて邪魔されているからです。
また、父母の原神である官鬼酉金も伏神で隠れて空亡で父母子水の助けにはなりません。
なので、これは忌神の太過となり、逆に父母が強くなります。
よって週明けに緊急事態宣言は発令されることになります。
発令されたのは7日は庚辰日で、発動した妻財辰土の地支が応期になりました。
また、全国に拡大されたのは16日(己丑日)でした。