最近、マインドフルネスや禅の本ばっかり読んでいったので「こりゃいかん」と思い、久しぶりに気合を入れるために道教の本を探しました。
そしたらいい本がありました、絶版ですが・・
『日本人の知らない本当の道教』三多道長
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著者は日本人で初めて、台湾道教の最高機関である中華民国道教総会から道士長の位を授かったガチの人らしいです・・(汗)
確かに内容はマニアックすぎて若干ついて行けないですが、非常に参考になるところは多くて、大変為になります。
よく研究者などが道教について書いている本がありますが、それらとは内容に雲泥の差があります。
なぜなら、著者が
実践者だからですね。
文献だけ研究して理屈だけ積み重ねてもわかるわけないです。
だってあの東洋思想ですよ・・
実践して体験しなきゃ、言ってる意味がわかるわけねえじゃん・・
では、特に印象に残ったところを箇条書きにしましょう。
・人体の中の五行→精=水、神=火、魂魄(こんぱく)の魂=木、魄(はく)=金、意識の意=土
・一般に考えられている「老子」と道教から見た「老子」は違う
・「悟」の漢字に秘められている意味
・神霊の世界にも正邪がある
・官職を与えられた霊が神、「鬼」は神の位を持っていない霊
・神様は香りを食す
・「虚」になれば吉凶がわかる
・邪気は負の連鎖を起こす
・邪気を避けて運気を上げる方法
・・・などなど内容は盛りだくさんです。
五行易とも親和性が高いので買って損はないと思います。