風呂場のドアが閉まらなくなったので業者に修理を頼みました。
いつ修理に来てくれるか?と占い、山天大畜から火山旅に変わる卦を得ました。
業者はいつ来るか?と問うてますが、目的はドアが直るかどうか?です。
父母は建築・工事関係になりますので、父母を用神とします。
父母午火は伏神で二爻に隠れています。
月と一致して強く、飛神が原神で空亡になり有利な組み合わせですが、日の戌土に入墓し、その上発動した四爻の兄弟戌土にも入墓して二重に墓に入っています。
応爻は業者です。
妻財子水で午火を冲する地支になっています。
伏神+入墓した父母にとっては、冲は喜ぶべきものです。
が、静爻で月破で日に剋されて何の動きもありません。
初爻に応爻と同じ妻財子水があり、これも業者として捉えられます。
発動して回頭剋になり弱く、父母を冲することができません。
以上のことから、業者が来るのはかなり遅くなるでしょう。
では、いつ来るのでしょうか?
この場合、伏神+墓で応期のルールでは用神を冲する子日に来る可能性が高いです。
でも、二重に墓に入ってますから、かなり遅いことはわかります。
次に子日が来るのは7月8日ですが、さすがにこれは近すぎて来ないでしょう。
なので、7月20日の甲子日に来ると判断しました。
結果
20日になりましたが、何の連絡もありませんでした。
7月30日の甲戌日に業者から連絡があり、結局ドアが直ったのは8月1日の丙子日でした。
業者の話では、ドアのパーツが中々入荷せず遅くなったとのことでした。
分析
なぜ、三回目の子日が応期になったかを考えてみます。
まず用神は伏神です。
次に日に入墓しています。
次に動爻に入墓しています。
そうすれば、三回冲しないと父母午火は外に出られないと解釈することができます。
また、応爻(業者)側の視点から見た場合、応爻の子水と初爻の発動した子水は月破です。
占った翌日の7月7日から未月に変わります。
そうすれば、子水の月破は解かれることになります。
大きく応期を判断すれば、未月の子日に来るとは判断できます。
結果