五行易占例:会社員と起業はどちらに向いているか?

ある50代の男性は会社員です。このまま会社員を続けたほうが良いのか、それとも起業したほうがいいのかを占い、震為雷が火雷噬嗑に変わる卦を得ました。

 

午月庚午日 空亡ー戌亥

会社員なら官鬼、起業なら妻財を用神として見ていきます。

官鬼は月日から剋されて弱く、六冲卦で現状は上手くいっていません。

しかし、五爻にあることは良いことで、会社員としての適正はあります。

爻位(こうい)

爻の順番のこと。易をコインで立卦(擲銭法)するときは、一回目は初爻、二回目は二爻、三回目は三爻・・と陰陽を記録していく。実はこの順番自体が物事の発展過程を表している。位(くらい)の意味もあるので低級から高級などの階級も表す。基本的には、①時間経過(初爻が始まり、六爻が終わり)②上下(初爻が下、六爻が上)③遠近(初爻が近い、六爻が遠い)④内外(初爻~三爻は内、四爻~六爻は外)の意味がある。爻位が表す象意は爻位象(こういしょう)、または爻象(こうしょう)という。特に六爻占術で重要視される。

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起業なら、お金が大事なので妻財を見ます。

妻財は月日から生じられて強いですが、独発して回頭生で強すぎます。

回頭の生(かいとうのせい)

回頭生ともいう。動爻の十二支が変爻の十二支から生じられること。動爻が自ら強くなるということで、用神や原神が回頭生になれば一般的には吉である。

しかも応爻にも妻財があり、これは太過です。

太過(たいか)・大旺(たいおう)

用神が月日に助けられて、動爻に生じられたりして非常に旺盛な状態のこと。古法では用神が旺盛すぎる場合には、入墓する時が応期になるとある。これは用神が入墓で弱まるためと思われるが、一概には言えない。これは限定的な見方であり、用神が強すぎる場合には陰に転じやすくなるため凶となることが多い。逆に用神が弱すぎて忌神が強すぎる場合には、陽に転じやすくなるため吉となることもあるので注意が必要である。また原神が強すぎる場合にも太過になる場合がある。

現状は世爻の妻財が空亡で、まだ起業していませんが、起業すれば空亡が明けて、お金に困ることになり、やめたほうが良いです。

空亡(くうぼう)

十干と十二支を組み合わせれば、二つの十二支が余ること。旬空ともいう。日(辰)から空亡を導き出す。例えば、甲子旬なら最後の癸に当たる十二支が酉になる為、戌亥は空亡となる。基本的には空亡になった十二支が卦中に現れれば、活動を休止していると見る。空亡の期間中は他爻に対して生剋したり、他爻からの生剋も受けないが、空亡が明ければ実体化する。空亡になった爻が旺盛なら有用の空亡、衰弱しているなら無用の空亡と見る。空亡は吉凶・応期・象意などを表したりするので、五行易にとっては超重要な概念である。ちなみに意味は、無い・見えない・居ない・失う・透明・空洞・虚しいなどになる。

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妻財と子孫が複数ありますから、会社員のまま副業を始めたり、小さく起業したりするのは良いかもしれません。

 

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