ある日、左足が虫に刺されて痒みが出て少し腫れました。2日経ってもなかなか治らないので、いつ治るかと占い、坤為地の動爻なしの卦を得ました。
世爻を用神とします。
世爻は酉金で月に剋されて、日に生じられて、強さは拮抗しています。
原神である三爻の丑土が、日の未土に冲されて暗動して、世爻を生じて有利です。
暗動(あんどう)
暗中に動く意。静爻が月から助けられて、日の十二支に冲されれば、その爻は動爻と同じような働きをする。また、月破や月から剋されてなければ、暗動が成立する場合も多い。
この卦は坤為地であり、六冲卦で新病には有利でほっといても治ります。
五行では土と金は皮膚の意味があり、坤為地も皮膚の意味があります。
また、官鬼は病気や怪我の意味で、官鬼卯木は青竜があり、木と木(青竜)で痒みの意味になります。
青竜(せいりゅう)
六獣(六神)の一つ。青竜は日干が甲乙の時に初爻に配置されるので、木の五行の象がある。意味は吉祥・喜び・身分が高い・めでたい・優しい・痛い・痒い・お洒落・快楽・モテる・依存・宴会・酒など。
ちなみに螣蛇は虫の意味で、朱雀は炎症でまとめると虫刺されです。
螣蛇(とうじゃ)
六獣(六神)の一つ。螣蛇は日干が己の時に初爻に配置されるので、土の五行の陰の象がある。意味は珍しい・驚く・変な・意外・面倒くさい・不思議・曲がる・ねじれる・不安・芸術・技術など。
朱雀(すざく)
六獣(六神)の一つ。朱雀は日干が丙丁の時に初爻に配置されるので、火の五行の象がある。意味は書類・文書・手紙・情報・話す・口げんか・怒る・火事・訴訟・キッチン・食事など。
丑土が暗動して世爻を入墓させていますので、応期は相合する子日か世爻の酉金と相冲する卯日になります。
墓(ぼ・はか)
十二運の一つ。包む・収納・管理・コントロール・夢中・依存・動けない・拘束・確保などの意味がある。墓の地支はぜんぶ土の十二支(丑・辰・未・戌)になる。五行易では使うことの多い十二運の一つ。墓に入る六親や五行で墓の意味が変わってくるので面白い。
結果
7/6の丙子日に治りました