誰が求めてるともわからない非仙人シリーズ7回目になりますよ。
ある日の瞑想中・・・
非仙人:あいよ、どうした
私:今日は頭のみ見えますね
非仙人:だから、前にもいった通り、お前の現状がワシの姿に反映されると言うとるだろうが
私:あー、すみません。最近考えすぎて脳内があふれかえっています
非仙人:お前は考えこみすぎるきらいがあるからのう
非仙人:じゃが、そんなお前でもいいと思うとる
私:え?
非仙人:ワシはお前と連結しているすべてのものを愛しておるからのう
私:あら、珍しいコメントですね
私:新釈 中国古典怪談の話(李復言の杜子春)に書いてるように、仙人になる修行は愛すらも超えなきゃいけないと思ってましたが
非仙人:まあ、普通の愛とは性質が違う。
非仙人:一言でいうと、こだわらない愛なのじゃ。
私:なるほどー
非仙人:杜子春に書いてあったのは、執着の愛じゃの?
私:そうだったと思います
非仙人:杜子春は最終的に愛だけは忘れられなかった
非仙人:だから仙人になれなかった
私:はい
非仙人:だが、これだけでは不完全じゃ
非仙人:仙人になるための重要な要素が欠けておる
私:えー
非仙人:杜子春での話でもっとも重要な言外の要素とは・・
私:ゴクリ・・(汗)
非仙人:究極の自己愛じゃよ
私:!!
非仙人:仙人になるためには、徹底的に自分自身を愛していくことが必要なのじゃ
私:むうう・・
非仙人:例え周りに何が起ころうとも、自分への愛をつらぬくというのが、仙人になるための秘訣なのじゃ
私:わかりました・・