なぜ、古典の占い例を繰り返し紹介するのか?・・それは、ブログに書くたび五行易に尽くした先人たちの魂に触れるような気がするからです・・
第七問
午月癸丑日(空亡ー寅卯)妻の病気がいつ治るか?と占い、沢地萃が水地比に変わる卦を得た。
俺は言う「妻財卯木を用神とする。卯木は空亡であり、原神の子孫亥水が発動して用神を生じている。翌日に必ず治るだろう。」
側にいた人が言う「卯木の爻は空亡なので、卯日が応期ではないのか?何で寅日と言うんだ?」
俺は答えた「お前はそのルールを知らない。寅木の日になる時には卯木はすでに空亡が明けている。寅日も応期になるのだ。」
果して翌日の甲寅日に病気は治った。