note のテキストはどうやって値段を決めたか?(太過)

こないだ、note で発売した「五行易基礎 完全版」ですが、おかげさまでボチボチ売れてます。

¥7,000 もするのに、買って下さった方々本当にありがとうございます。

 

 

「自分で値段が高いって思っているのに、なぜ¥7,000で売るのか?」

 

 

とお思いの方がいそうですね。

 

でも、前回の記事で書いた通り、五行易で占って決めたのですから、しょうがないのです。

 

なので、今回はどうやってテキストの値段を決めたのか、その理由を書いていきたい思います。

 

普通では価格を決める際は妻財が用神なります。

妻財はお金、収入、価格などの意味があるからです。

なので、私はテキストの値段を決める際、いくつもの値段を設定して、一つづつ占いました。

下は無料から、上は¥10,000までです。

※note の有料記事は、プレミアムに入らないと、¥10,000 までしか設定できません。

 

その中で面白かったのが、¥1,980¥6,000 が全く同じ卦が出たことです。

月日からの影響も動爻も全く同じで、笑ってしまいました。

 

 

値段っていったい何なのでしょう?

 

 

それでは、¥7,000 に決定した卦を紹介しましょう。

 

テキストや本自体は情報であり、これは父母子水ですね。

初爻は始まりの爻位で、伏神で隠れて、まだテキストを販売していません。

テキスト自体が良く売れるかどうかは父母を用神とします。

父母が強ければ売れる、弱ければ売れないです。

 

世爻が忌神の妻財であり、月は巳火で、日は比和(同じ五行)で、非常に強いです。

卦にもう一つ妻財戌土があり空亡です。

戌亥は乾の方角で、天の意味があります。

天が空亡であれば、天機を漏らすということで、これは占いのことです。

よく見ると暗動して、子孫午火を墓に入れています。

子孫自体は占いの意味があり、上記の象意を強めます。

が、これは象意であり、吉凶にはあまり関わりません。

 

お金が入ってくるかどうかは妻財を見ます。

世爻と六爻に妻財が再現して、六爻は暗動しています。

原神の子孫午火も再現して、非常に強すぎて太過です。

そうすれば、この妻財は弱くなります。

が、太過は過ぎるという意味ですから、これは値段が高いということです。

テキストの意味のある父母子水は、月日からの助けは無くて弱いです。

しかし、飛神で世爻である妻財未土と、暗動した六爻の妻財戌土は、父母子水を剋して、父母にとっては非常に良くない組み合わせです。

 

が、妻財は強すぎて太過になると前述しました。

そうすると、父母子水は弱すぎて太過になり、逆に強くなりそうですが、弱過ぎての太過は、強すぎて太過よりは成立しにくいです。

そうすると、テキストは値段が高くてあまり売れません。

 

以上のことから、この卦はテキストの値段設定にとっては良くない卦になります。

では、なぜ私はこの卦を選んで ¥7,000 に設定してしたのでしょうか?

それは、この卦が

 

 

六合卦だからです。

 

 

六合卦の意味には、仲良し、長く親しむ、集まる、魅力があるという意味があります。

応爻はテキストを買ってくれる人であり、午火は世爻の未土と相合します。

これは、テキスト買ってくれた人と縁(間接的にでも)が出来るということになります。

また、占いのテキストで、戌土が六爻で空亡にあるのは、非常に良いことです。

まあ、中二病的に言えば、「天が値段を決めた」ということになります。

 

そして、この卦は雷地豫です。

五行易的 ”雷地豫” の見方(64卦シリーズ-26)

 

雷地豫には心の底から楽しむという意味があるので、吉凶自体は不利なのにあえて ¥7,000 という値段を選んだのです。

1件のコメント

  1. こんにちは。
    値段設定の解説、ありがとうございました。
    非常に面白い結果で設定されていたんですね。
    値段の鑑定としてはよくない結果でも
    人とのご縁や象意から選ばれたというのはとてもいいですね。
    これってビジネスの本質だと思います。
    目先のことではなく、将来性やコミュニケーションに重きを置くのは大事ですよね。
    私も早くこんな鑑定ができるように知識を増やしたいです。
    noteも早めに購入します!(笑)

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