脳内独り言87(おすすめ美術本)

たまには占い以外の記事も書こうということで、読んで良かった美術本を紹介します。

 

美術は奥深いのでハマると一生楽しめますよ。

 

・見てみたかった景色 中園孔二

実は最近知ったのですけど、ネットで絵を観た時、何とも言えない衝撃を受けました。

結構デモーニッシュでアウトサイダー系の絵画ですから、好き嫌いは分かれると思いますが、私は好きです。

残念ながらもう亡くなっていますが・・。

https://oil.bijutsutecho.com/artbooks/220/1100000152

画集はAmazonでも売ってますが、値上がりしています。

美術手帳OILで買えば、定価で買えます。

 

・別冊太陽 石田徹也:聖者のような芸術家になりたい

暗い超現実的シュルレアリズム系の画風なので人を選ぶかと思いますが、確実に現代日本を代表する画家でしょう。

中園孔二と同じで、残念ながらすでにこの世にはいません。

すでに、オークションでは1億円を超える価格で取引されているようです。

 

・アンリ・マティス作品集

値段も手頃で読みやすいです。

現在、東京都美術館でマティス展をやっていますので、興味のある方は行ってみたらどうでしょう。写真と実物で見るのとではかなりの違いがあります。美術館でも売ってます。

 

奇想の系譜 辻 惟雄

今では大人気の伊藤若冲を世の中に知らしめたキッカケとなった日本美術の本です。非常に刺激的で面白い画家ばかり紹介されているので、ぜひ読んでみてください。

 

・現代アートはすごい 布施英利

現代アートは全然わからない・・って方におすすめです。

私が美大生の時に解剖学の講義を受けたことがあります。非常に面白い先生でした。

 

・芸術企業論、芸術闘争論 村上隆

有名なアーティストなので知っている方も多いと思います。作家側からみたドロドロとした現代アートの世界の種明かし系の本です。

二冊セットで読むことをおすすめします。

 

・現代美術コレクター 高橋龍太郎

日本現代美術の高橋コレクションで有名な高橋龍太郎さんの本です。コレクター側から見た現代美術の視点が面白いです。

 

・アウトサイダーアート入門 椹木野衣

有名な美術評論家の方です。この方も美大生時代に講義を受けました。現代アートについてだったと思いますが、非常に面白かった記憶があります。

この本はアートの主流から外れている作家(アウトサイダー)たちを紹介した本です。人間にとってアートとは何かを問いかける内容となっています。

 

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