庵野秀明監督の命式を読む

シン・エヴァンゲリオン劇場版観てきました。まあエヴァンゲリオンは最初のシリーズからずっと見続けてますから、やっと終わったという感じですね。内容に細かいことを言うつもりはないですが、アニメ作品としては素晴らしく仕上がっていましたね。傑作だと思います。

 

エヴァンゲリオンは結構グロめの作品なので、見る人を選ぶかと思いますが私は好きです。もともと庵野監督のナウシカでの巨神兵の演出が大好きなので、ストーリーとかはあまり重視しません。アクション表現だけでカタルシスを感じさせてくれる希有な監督ではないでしょうか。

 

アクションの演出がすごいということは命式からもわかります。

1960年5月22日生まれ

出生時間がわかりませんので三柱からしか確認できませんが、日柱は庚戌ですね。庚は陽の金なので表現はメリハリの効いた鋭いスケールの大きい表現で、金は金属なので巨大な機械の表現が得意になります。表現自体を表す子水は年に現れて陽の水ですから、これは水は液体を表すので表現の柔軟さ、陰鬱さを表します。庚には戌土と巳火が隣接しています(月の辛が庚と同じ五行なのでスライドして月支に隣接する)。これは戌土は印で巳火は官殺です。両方共内向きの通変ですから、内向的な性格になります。

金が天干に三つ並んで機械の意味を強めます。実際、メカや機械などは作品で沢山出てきます。年と月は陰の金である辛ですから細かいメカ描写が得意です。四柱推命では単独でポツンとある干支が重要な役割があります。子水(癸)は一つだけですから、もちろん意味合いは強くなり、癸は宮崎駿監督の日干でもあります。食傷の癸でありますから、年は先代から受け継ぐものという意味があるので、表現者として強く影響を受けたのでしょう。ちなみに、妻である安野モヨコさんは日柱は庚戌で庵野監督と同じで考え方が似ているのだと思います。パートナーというより同士という関係性ですね。

でもこれらは金と水ですから湿の干支です。一番特徴的なのは燥の干支である月支の巳火と日支の戌土です。巳火は庚を剋する五行なので官殺になります。官殺は社会的な有名運を表し、火は文化を表します。巳火の周りの干支は金と水が多くて勢いがあり、官殺を制御して有名になりました。日支の戌土は巳火の墓であり、文化を管理するという意味があり、実際45歳の時(丙戌の大運)に株式会社カラーを立ち上げていますね。

なんか長くなってきたので、これぐらいでやめときます‥

 

 

 

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