数年前のことです。
私には妹がいますが、娘(私にとっては姪)と一緒に上京するというので、こっちで会おうかという話になりました。
ただし、まだ姪が小さかったので少し心配になり、私は「妹と姪は本当に上京できるか?」と占い、天風姤が火天大有に変わる卦を得ました。
妹なので兄弟を用神とします。
兄弟は二爻と五爻に再現して、五爻の兄弟申金が発動しています。
より特徴的なので、こちらを見ます。
月の巳火が申金を剋していますが、相合しているので少し強くなります。
しかし、日の午火も申金を剋して、空亡で凶です。
回頭生になり、初爻の原神である父母丑土も発動しますが、申金自体が弱くて強くなりません。
姪も来るかどうかと思っているので、子孫も見ていきます。
三爻の子孫亥水は月破で弱いです。
原神の兄弟も月日から剋され空亡で、忌神の父母丑土からの剋を直接受けてしまい、連続相生にならずに凶です。
※父母丑土が変爻の子水と相合して動けなくなりそうですが、子水が日の午火に冲されて相合が解かれているので、剋することが出来ます。
よって、上京できないでしょう。
結果:上京する直前に姪が発熱してしまい、会えませんでした。