ちょっと前に小池都知事がロックダウン、ロックダウン連呼している時に占った例です。
まあ、問い自体が難しいのでハッキリとしたルールを発見できていません。
まだデータを集めている段階ですが、卦が面白い表現をしたので公開したいと思います。
東京がロックダウンするか?ですから、用神が不明ですよね。
そういう場合には特徴のある場所を見ます。
この卦では五爻が発動(独発=卦に一つだけ発動すること)していますね?
五爻は道路の爻位であり、五爻自体にも首都の意味があります。
官鬼は管理、制限などの意味があるので、この官鬼子水の動きが鍵になります。
官鬼子水は月からの助けもなく、日から剋されつつ入墓して弱いです。
しかも、変爻が兄弟巳火になり、十二運で見れば『絶』になります。
絶には絶える、無くなる、消滅の意味がありますので、制限(官鬼)出来ない、しない(絶)ということになります。
次に世爻を見ます。
世爻が子孫、空亡、玄武です。
子孫は楽しいなどの意味がありますが、空亡ではその意味が反転して楽しくない、気分が悪い、心配などで、玄武も悩みでその意味を強めます。
しかし、日の辰土が子孫戌土を冲して空亡を明けて気分が良くなる、安心するという意味になります。
ロックダウンしたら非常に困りますので、この面からもロックダウンにはならないと判断できます。
しかし、これが次月になると状況は変わって来ませんか?
日と同じ辰土月。日破の子孫は同時に月破にもなり弱められ
動爻は月がさらに墓に入れ、大過とかになって官鬼=制限が強まりませんか?
つまり4月中(辰土月)に封鎖になってしまわないですか?
そしてさらに次月の5月(巳火月)になると子孫が生じられ
動爻官鬼は絶入りし、封鎖が解かれると判断できませんかね?
封鎖がないにこしたことはないのですが、死者の増加や感染拡大を見ると
一時は封鎖があり得るような気がするのですよ。
けど、五月に封鎖が解かれるのは、ちょっと早合点かな?
辰月に緊急事態宣言は出されましたが、あくまで外出自粛要請であり、法的強制力はありません。海外で行われているようなロックダウンではなかったです。なので、このような表現になったのでしょう。