ある女性は気になっている男性と食事の約束をしました。しかし、約束の日の直前に連絡が取れなくなりました。男性からの連絡は来るかどうかを占い、火地晋が火水未済に変わる卦を得ました。
午月庚午日 空亡ー戌亥
連絡の用神は通信の意味のある父母ですが、官鬼は男性、応爻は相手の意味がありますので、全体的に見ていきます。
父母(ふぼ)
六親五類の一つ。我を生じ、我を守り、我を育ててくれるもの。父母・祖父母・おじ・おば・年長者・教師・天・地・土地・墓・建物全般・工事・乗り物全般・本・書類・手紙・情報・学校・会社・病院・布団・衣類・雨・雪・雨具・成績 などの意味がある。
父母未土が応爻にあり、月日に生じられて強いですが、日から合されれば邪魔をされることで、連絡がきません。
合(ごう)
二つ以上の天干・地支同士が力を合わせること。和合・協力・融合・重複・接着・引き合うなどの意味を持つが、場合によっては、ありがた迷惑・邪魔・足を引っ張り合うなどの意味にもなる。干合・支合・三合(局)の種類があるが、五行易で使うのは支合と三合。
卦に父母は二つあり、月日に生じられれば太過の可能性が高くなります。
太過(たいか)・大旺(たいおう)
用神が月日に助けられて、動爻に生じられたりして非常に旺盛な状態のこと。古法では用神が旺盛すぎる場合には、入墓する時が応期になるとある。これは用神が入墓で弱まるためと思われるが、一概には言えない。これは限定的な見方であり、用神が強すぎる場合には陰に転じやすくなるため凶となることが多い。逆に用神が弱すぎて忌神が強すぎる場合には、陽に転じやすくなるため吉となることもあるので注意が必要である。また原神が強すぎる場合にも太過になる場合がある。
二爻に官鬼巳火が独発して、父母をもっと強めて、変爻は父母に変わってもっと良くありません。
独発(どくはつ)
一つの爻のみ動爻になること。独発は重要な働きであり、用神に関係ない爻が独発したとしても無視できない。特に独発になった爻のエネルギーがどの爻に向かって行くかに注目する。相生相剋も見るが、冲と合・十二運(長生・病・墓・死・絶)も重要になる。また、占った事柄より別に重要なことが起きるのであれば、そちらを優先して表す働きもあるので油断できない。吉凶・応期・原因・性質・象意などを良く表す。五行易は独発や太過を上手く判断できないと、的中率は落ちてしまう。
官鬼は男性の意味があり、十二運で見れば巳火は土の絶ですから、不利になって連絡は来ないでしょう。
十二運(じゅうにうん)
五行のエネルギーの盛衰を十二支で表した名称。基本的には『長生・帝旺・墓・絶』が重要視される。主として日辰についてのみ用いられることが多いが、それは吉凶面の話である。具体的な事象を見る場合には月建も重要な情報源になる。
結果ですが、翌月になっても連絡が来ないばかりか、こちらから何度か連絡しても返信は無かったそうです。


