コロナの卦を見返す(子孫の重要性)

やっと日本でもコロナが落ち着いてきましたので、2020年にコロナについて占った例を振り返ってみたいと思います。

 

 

 

これが2020年1月にコロナについて一番初めに占った卦で、問いは「コロナウィルスの行く末は?」です。

コロナは感染症ですから、病気の意味のある官鬼卯木を用神とします。

官鬼卯木は日と一致して強いです。

再現して遊魂卦で広がる病気です。

占ったのは亥年の終わり間際ですから、2020年は子年で収まりませんでした。

2021年は丑年で官鬼の助けにはならないですが、世爻を冲する年で世爻はもともと弱くて、心配事が晴れません。

2022年は寅年です。

寅は官鬼の忌神である子孫申金を冲して堤抜(外に出す)し、子孫申金が官鬼を剋することが出来て弱毒化したのでしょう。

子孫には安全、安心などの意味があるので、その面からもコロナが世界的にも落ち着いてきたのだと思います。

 

 

この卦は「日本ではいつコロナが収束するか?」と占った卦です。

官鬼が木なのは前の卦と一緒で、木は風邪の意味があります。

月は寅木で官鬼も寅木で強いです。

原神の妻財亥水も回頭剋で弱いですが、独発して変爻の戌土が日に冲されて回頭剋になれず、六合卦から遊魂卦に変わりなかなか収束しない暗示です。

年単位で見れば、今年は卯年で官鬼の忌神である子孫酉金の日合が冲されて解かれます。

また、妻財亥水の変爻の戌土が合されて、日からの冲が解かれて回頭剋にもなり有利です。

以上のことから、こういう不安や心配の大きい出来事には、安心、安全の意味のある子孫の動きが重要になるということが分かります。

 

 

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