ある中年の男性は数日前から右腹部の鈍痛が治らないので五行易で占い、風沢中孚から風雷益の卦を得ました。
世爻を用神とします。
世爻は月日からの助けは無くやや弱いです。
二爻に官鬼卯木が死の地で独発しました。
二爻はお腹の爻位で官鬼は病気で木の五行は痛みの意味があり、現状と一致して場は正しく取れています。
螣蛇は腸の意味があります。
日は申金で原神である巳火と相合して病の地です。
ということは、金は大腸の意味もあり腸の病気と判断できますが、金は骨や石関連の意味にもなり、骨関連の痛みや結石、胆石の可能性もあります。
官鬼は月に生じられて強いですが、空亡で退神となりそこまで重い病気ではありません。
が、寅木が日に冲されて空亡が明けて治りづらいです。
なので、病院に行って検査したほうが良いでしょう。
結果
病院に行って検査したら、おそらく尿管結石でしょうと診断されて痛み止めを貰いました。
痛みが無くなるまで二週間程かかったそうです。