絶対悲観主義 楠木建

今回は最近読んで面白かった『絶対悲観主義』を紹介していきたいと思います。

 

この本は巷に溢れるポジティブ系ではなく、世にも珍しいネガティブ系の自己啓発本です。

何せ題名が絶対悲観主義ですから。

内容を要約すると、どうせ自分の思い通りに上手く行かないのだからそもそも成果を求めないで仕事をやれば良くないか?でも、その状態を謙虚に続けて行けば、あわよくば連続して上手く行くことがあるので、それが自分にとって本当に向いている仕事ではないのか?ということです。

まあ、この意見には賛同します。

普段からいろいろなジャンルを五行易で占ってますが、そうそう吉の卦は出ないからです。

しかし、吉の卦が出るまで待っていても時間がもったいないので、大凶じゃない限りは行動します。

なぜなら、行動すれば例え失敗しても新しい経験や気づきが得られるし、その気づきによって逆説的に自分が好きなことや向いていることが分かってくるからです。

で、本の話に戻りますが、この本は基本的に口語体で自虐的なギャグも多くて飽きずにスラスラ読めます。

スーパーでどっちの柿ピーがお得かどうか必死に計算している時に、奥さんに見つかってしまう所で爆笑しました。

だかしかし、この本は劇薬なので人を選びます。

もともとマイペースで強いメンタルを持っている人(四柱推命で言えば身強の人・日干が強い)はすぐに使えると思いますが、メンタルが弱く周りに合わせるタイプの人(四柱推命で言えば身弱の人・日干が弱い)だといきなり使うのは難しいのではないかということです。

なので、著者の命式を四柱推命で見てみようと思い、三柱で見たら身強で笑ってしまいました。

でも、仮に身弱の人でも役に立つ?仕事の哲学書なので読んで損はないとは思います。

オススメです。

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