最近はコロナ不況のせいか、求職関係の占い依頼が多いです。最近、興味深い例の結果報告がありましたので、書いていきたいと思います。もちろん許可は取っています。
ある女性は某会社に求職の申し込みをしていいかと占って、沢風大過が水風井に変わりました。
求職なので官鬼を用神とします。
官鬼酉金が卦に再現しています。
月から冲されて月破ですが、日と同じ五行で強めで、世爻を生じる五行で良いです。
世爻は父母亥水で独発して回頭生で、しかも官鬼申金に変わり有利です。
しかし応爻(会社側)が世爻の忌神で、なおかつ官鬼の原神で空亡になるのは良くありません。
隠れた兄弟寅木が日に冲されて堤抜され応爻を剋しているので、木の五行と同時に日の申金は良くない五行になります。
ということは、日の申金は官鬼に対しての良い影響はないということになり、断られる可能性が高いです。
結果は断られました。
しかし、世爻がわざわざ独発して官鬼申金に変わります。
動爻は原因で変爻は結果や未来の意味があります。
本卦にある官鬼とは違う十二支になるので、これは違う会社の意味になります。
なので、もっと良いところが近いうちに見つかると思います。