五行易占例:ある女性の年運

ある女性は今年の年運を占い、巽為風が乾為天になる卦を得ました。

 

巽為風が乾為天に変わる卦です。

六冲卦から六冲卦に変わるので、不安定であまり良い年ではありません。

巽は長女の意味で乾は親の意味があるので、その方面で注意が必要になります。

 

健康運は世爻を用神とします。

月と同じ五行で強くて、大きな問題は起きないでしょう。

しかし、仇神が二つ発動して原神の父母を剋しており、病気の意味の白虎が臨んで、忌神の官鬼が三爻にあり、全て内卦にあって下半身の意味があります。

また亥水は水で二爻も下半身で、水は腎臓や膀胱で泌尿器科系の病気に注意です。

 

金運は妻財になります。

日と同じですが、未土が発動して世爻が入墓して、お金の悩みが出るのであまり良くありません。

 

親の健康運ですが、父母が日と二つの動爻に剋されて弱いので下半身の病気に注意です。

 

応爻の官鬼は夫です。

日に入墓していますが、原神が発動して強いので問題ありません。

世爻と相冲で忌神になっていますが、世爻が入墓しているので、酉金は世爻を冲して墓を出すもので夫は力になってくれる存在です。

 

子供は子孫が用神になります。

五爻にあって強いですが、二つ発動した妻財にエネルギーを漏らされて、変爻に現れた子孫午火が空亡になって少し不利になります。

また、もともと巽為風は乾為天から剋される五行なので、巽は長女ですから体調面の注意が必要です。

 

結果

まだ今年半ばですが、報告がありました。

3月(卯月)に母親が股関節の手術を行うことになりました。

手術後のリハビリに時間がかかり5月(巳月)にやっと退院できました。

同じ月(巳月)に長女が急性虫垂炎で入院、手術になりました。

その数日後、本人が膀胱炎で高熱が出ました。

膀胱炎が治った矢先、6月(午月)に入って再び長女が食事中にやけどをしてしまったそうです。

 

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