瞑想家山田孝男に出会うまで足掛け6年かかった話①

こんちわー、占い師の大黒天でーす。

 

今回は私的なことなんですけど、あのヒランヤの共同開発者でも有名な瞑想家山田孝男との出会いを書いていきたいと思います。

 

私が精神世界を探求するきっかけになった素晴らしい師匠でもあります。

 

山田孝男の存在を知ったのは、美大受験のために浪人生をやっていた時で、まったくの偶然でした。

 

新聞奨学生をやることになったので、九州から東京に上京して、新聞店の二階に住み込みすることになったのです(泣)。

 

たまたま隣に住んでいたスタッフのYが精神世界にはまっている人で、そこで瞑想家である山田孝男のことを紹介してもらいました。

 

でもその時は、宗教家の高橋信次にはまっていたので、あまり興味が持てなかったのです。

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しばらくして、新聞配達にも慣れて予備校もさぼりがちになった頃、「このままでいいのかなぁ」と現状に焦燥感を抱くようになっていました。

 

当時はネットもなかったので、人生に疑問をもっても手軽に情報を得ることが出来ないので、悶々と配達をしていたように思います。

 

Yは専業の新聞配達だったので、かなりの額を稼ぎ、そのお金を精神世界にほとんどつぎ込んでいました。

 

なので隣の六畳の部屋は、精神世界系のグッズであふれかえっていたのです。

 

マインドマシン、ウォーターベッド、最新型のマッキントッシュ、精神世界の機関紙、陰謀論のニュースレター、生ごみ、紙くずなどでグチャグチャで、たまにドアが閉まらないほどでした(笑)。

 

ある日、その部屋に興味をもった私はYさんがいないときに、どんなものがあるか調べたくて、忍びこみました。

 

鼻をつく不思議な匂いのなか、ある機関紙が目にとまったのです。

 

その機関紙は変わったロゴで”パイレイ”と書いてありました。

 

発行人は山田孝男と書いてあり、ちょっと読んでみたらおもしろそうだったので、その後、帰ってきたYさんに謝ってから本を貸してくれるように頼みました。

 

部屋に忍びこんだことには怒ってましたが、少しうれしそうな表情をしてたのは印象的でした。

 

それから、いろいろ関連本を読みはじめました。

 

瞑想法も興味を持ちましたが、もっと引き付けられたのが、パイレイコファーやヒランヤなどの発明品でした。

 

不思議な幾何学的な形をしていてとても美しいと思ったのです。

 

でも、当時がギリギリの生活でしたから、とてもじゃないけど買えませんでした。

 

そうこうしているうちに、美大に合格してしまい、一旦山田孝男のことは忘れてしまいました。

 

続く

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