占いと引き寄せの法則の矛盾点をなんとか統合する試み①

私は中国占術を中心に占いをやっています。

中国の占いは運命ってあらかじめ決まっているという考えが根底にあるような気がします。じゃないと、未来を正確に予測することはできないからです。

あらかじめ運命は決まってないと、占っても外れてしまうからです。外れてしまう占いなんか使えないですよね。これは中国の占いが発展してきた環境をみればわかります。

 

中国の歴史は戦乱の歴史が長く、歴代王朝がめまぐるしく入れ替わり、たくさんの人たちが歴史に翻弄され続けてきました。

 

この過酷な状況からなんとか逃れるために、占いが発展してきたと思います。未来を正確に予測しないと、何が起きるかわからないからです。

 

 

なので、中国の占いは超現実主義です。

 

 

極端にいえば、生きるか死ぬか、吉か凶かです(怖)。

 

で、一方引き寄せの法則は、自分の思考、感情がさまざまな状況を引き寄せている。自分が創造主で、現実を作っていける存在ということです。

 

つまり、運命は決まっていないということです。

 

 

矛盾してますよね?

 

 

占いでは運命は決まっている、引き寄せでは運命は決まっていないということになります。これはどう考えてよいか混乱してしまいます。

 

現在の私の考えでは、実は両方正しいのではないか?と思っています。

 

視点が違うということです。

 

決まっている運命というのは、引き寄せの法則でいう惰性で現実を作り出している状態です。

 

 

運命(仮)・・・

 

 

ということは自分の思考を変えれば、ある程度は書き換え可能なのです。気分が良い思考だと良い運を引き寄せて、気分が悪い思考だと悪い運を引き寄せるのです。

 

ただし、他人やまわりの運命を基本的には変えられないです(思考を変えていくことでよい影響は与えることができますが)。

 

引き寄せの法則はおのおのが現実の創造者であるといっていて、各自自分の創造には責任があります。基本的には他人の運命には直接的には関与できません。

 

いくら説得したって、他人の考え方は本人が変えようと思わないと変えられないのですから。

 

現時点での私の考えだと、

 

運命(仮)+思考の結果=現実

 

となります。

 

次回に続きます。

 

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