カウボーイビバップと山根麻衣と山田孝男

カウボーイビバップ・・

言わずと知れた日本アニメの傑作ですね。

私も何回か観ましたが、いつみてもおもしろくかつ感動します。

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ところで、タイトルにある山根麻衣さんですが、カウボーイビバップのラストシーンでBlueという曲を歌っている歌手ですね。

まあ、これがラストシーンとバッチリ合いすぎて仰け反るほどの名曲です。

もちろん歌はハスキー系のヴォーカルでメチャクチャうまいですね。

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この山根麻衣さんは以前書いた瞑想家山田孝男の晩年の伴侶です。

 

山田孝男さんは残念ながらもう亡くなっています。

 

私は短い期間ですが直接教わることができました。

 

山田孝男さんが亡くなったとき、APGピラミッドセンターで告別式をやるというので私は行ったのです。

 

それで山根麻衣さんが、山田孝男さんの棺の前でお別れの曲を歌いました。

 

それが、魂の慟哭というほどの凄まじい歌声で、多分あんな歌は一生に一度聴けるかどうかのレベルだったのです。

 

私は歌の力に圧倒され、自分という感覚が無くなり、時間の感覚が無くなり、歌声と空間と一体化するというか・・

 

人間の根源的な感情や精神の発露・・・と書こうとしましたが、正直言葉では表現しきれません・・

 

こんなに人間の歌声の力はすごいのかと衝撃を受けて、どうしていいのかわからなくなりました。

 

私はこの一連の体験によって、人間の歌の力の認識を改めることになりました。

 

「もっと音楽という文化を大切にしなければいけない」そう思ったのです。

 

それで、この体験に近い曲とは何か?と考えいろいろ他の曲を聴いてみました。

 

その中で一番近い印象の曲が上記で紹介したBlueという曲なのです。

 

特にこの曲は他の挿入歌と違ってカウボーイビバップの最後に一度しか使われていません。

 

象徴的なラストシーンの直後に曲が流れ始めます。

 

その時の主人公スパイクの気持ちとこの曲が壮大にクロスオーバーします。

 

実際、アニメをちゃんと最初から観てからじゃないと、どうしようもなくなる感覚は味わえません。

 

だって、スパイクの物語をきちんと体験してからではないと、スパイクの気持ちはわからないじゃないですか。

 

これはアニメ史上の残る屈指のラストシーンです。

 

ぜひ、あなたも体験してみてください。

 

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