五行易占例:夫との関係(結婚の応期)

ある40代の女性は夫との関係を占い、山火賁から地天泰に変わる卦を得ました。

 

丑月癸巳日 空亡ー午未

実はこの卦、以前紹介した占例と似ています。

五行易占例:最近、夫の態度が冷たいが・・(応期)

官鬼を用神とします。

官鬼卯木は世爻にあり、結婚している暗示ですが、月日からの助けがありません。

二爻の兄弟が発動して官鬼に変わり、六爻の官鬼寅木は回頭剋になり、山火賁は表面の意味で、形だけの夫婦関係で仲が悪くなっています。

しかし、六合卦から六合卦に変わってなかなか別れられません。

相談者は気持ちも冷え切っていて、一緒に居る意味がないので別れたいそうですが、小さい子供が2人いるので、すぐ別れるのは難しいとのことでした。

2009年(丑年)に結婚したそうですが、ちょうど二爻の丑土が青竜(めでたい、結婚など)と共に発動して官鬼に変わっています。

また、六爻の官鬼寅木は回頭剋なので、丑土は変爻の酉金を入墓させて動きを止める地支なので、結婚した応期を表したのでしょう。

 

 

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1件のコメント

  1. 一つの結果に、結婚から現在に至るすべての経緯が表されているんですね。官鬼の位置によって、時系列がハッキリ表されているのが面白いです。官鬼が再現したら、本人の迷いや他に気が行ってしまうのかと判断しかねないので、深く読む勉強になります。

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